健康・こころの元気・日々明るい生活を目指す

健康・こころの元気・日々明るい生活を目指す

生命の港、腎臓のことはみんなご存知でしょう。

今回は私たちの大事な腎臓をできるだけ健康に保っていける方法を考えていきましょう。では、腎臓はどのような功能があるでしょうか?

 私たちは毎日食べたり、飲んだりして生命を維持していますよね。でも、食べたり、飲んだりだけでしたら、体はどうなるでしょう?食べた物や飲んだものは、栄養分として体に吸収され、残りの粕はどうなりますか?いらないものですので、体外に排出しなければなりませんよね。そこで、大事に関わってくれるのは、腎臓の役目です。要するに、体内のいらないものを体外に排出してくれます。もっと強く言えば排毒してくれます。わかりやすく例えますと、尿を体から排出します。でも、この排毒力が良くないと(腎臓が元気ではないと)、体も元気にいられません。

  腎臓が元気でしたら、私たちも元気に生活を楽しむことができます。

では、漢方の養生知識の観点から、いつまでも腎臓を元気にする体操をやってみましょう。

1.私たちの両足の底に、湧泉ツボが足指の付け根の真ん中にあります。ここを刺激して、腎臓を活性化していきましょう。

  やりかた:膝を大きく上にあげながら、足踏みします。これを30回踏みます。

2.耳の一番尖っている部分を指で上の方に引っ張ります。

  やりかた:右耳の尖っている部分を上に引っ張る時には、左手の指で引っ張る。同じく、左耳の尖っている部分を上に引っ張る時には、右手の指で引っ張ります。好きな時に、2回ずつやります。

3.踵を上げ下げながら、肛門を鍛える。

  やりかた:両脚を肩幅に合わせて、自然に立ちます。足のつま先に体重を乗せながら、かかどを上げ下げします。かかどを上げるときに、肛門を引き締め、かかどを下げる時には、肛門を楽にさせます。気軽に、毎回5回やりましょう。

4.腰を左右にねじる。

 やりかた:両手を胸までにあげて、できるだけ後ろの方にねじりながら、首も手の伸びる方向にむけます。これを左右方向に2回ずつやります。

5。腎愈というツボを擦って暖める。

  やりかた:おへその真後ろうの方に左右に腎愈というツボがあります。このツボを両手で、上下に擦りながら、温めます。毎日朝晩2回、毎回10セットやりましょう。

以上の体操を継続してやっていけば、体の腎臓は元気を保ちますので、健康のためにやっていきましょう。